住まい

額縁のサイズはどう決める?測り方のポイントについて解説

写真やポスターなどを額縁に飾って、インテリアに活用したいと考えている方も多いでしょう。しかし実際に額縁を購入しようとなると、サイズが良く分からず買うのをためらってしまうという方もいらっしゃるかもしれませんね。

この記事では、額縁のサイズを決める際のポイントなどについて解説します。

額縁のサイズを決める際に重要なこと

ほとんどの場合、額縁のサイズ表には「203×254」といった数値が表記されています。この数値が額縁の「内寸」、つまり作品の入る部分です。額縁の大きさを決める際に重要なのがこの内寸。内寸の合わない額縁を選んでしまうと、作品が入らなかったり額が大きく見栄えが悪くなったりしてしまいます。

一般的な額縁のサイズの決め方

ここでは、紙や写真、ポスターなど薄めの作品であれば幅広く利用できる「一般額(デッサン額)」を例に、額縁のサイズの決め方をご紹介していきます。

紙や写真など、薄めの作品であれば幅広く利用できるのが一般額です。用途に合わせたサイズ展開のある「写真額」や「ポスター額」「色紙額」など専用の額縁もありますが、サイズやデザインが豊富な一般額もおすすめです。

マットを使用する場合

一般額は基本的には「マット」と組み合わせて使います。マットは、額縁と作品の間に置く台紙のようなもの。マットがあることで見栄えが良くなったり、作品を保護したりする効果があります。この場合は、作品より100ミリ程度大きめの内寸の額縁を選び、余白にマットを装着する形を取ります。

マットを別に購入する場合は、額縁の内寸と合わせて作品を見せる部分である「窓抜き」と呼ばれるサイズの指定が必要です(額縁とマットがセットになっている場合は、窓抜きのサイズのみを指定します)。作品によって好みの窓抜きのサイズを指定しましょう。

ただし、作品全体の大きさと同じにしてしまうと作品が飛び出て固定できません。マットが作品に少しかぶるくらい、概ね10ミリ程度小さめのサイズを指定することが重要です。

マットを使用しない場合

作品をコンパクトにまとめたい場合などは、マットを使用しない方法もおすすめです。この場合、額縁は作品のサイズより数ミリ程度大きい内寸のものを選びましょう。

作品にぴったりの額縁を選ぼう

額縁のサイズは作品を見せる部分、つまり額縁の「内寸」が重要です。また、額縁にマットを使用する場合は「窓抜き」部分の寸法を決める必要もあります。まずはマットを使うか使わないかで使う額縁の内寸を決め、さらにマットを使う場合は作品に合わせて窓抜きの寸法を決める、という手順で額縁を選びましょう。

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