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リフォームでおしゃれにするには?9つのヒントを解説

リフォームでおしゃれにするには

長年、済み続けていたり中古住宅を購入したりした場合、自分好みにリフォームをすると違った雰囲気になります。せっかく、内装のリフォームをするなら暮らしやすくおしゃれにしたいですよね。しかし、どのようなことを注意するとおしゃれになるのでしょうか?この記事では、内装のリフォームでおしゃれにするためのヒントを9つご紹介します。リフォームする際の参考にしてください。

内装をリフォームする際の基本的な流れと工事期間

内装のリフォームも流れがあります。世の中には内装のリフォームはDIYする方もいますが、ここでは、業者に依頼した場合をご紹介します。

内装リフォームの流れ

  1. リフォームのコンセプトを固める
  2. 予算の設定
  3. リフォーム業者を選び見積り依頼
  4. 依頼したい業者を決め契約
  5. 着工・近隣への挨拶
  6. 完工・引き渡し

まずは、家族内でイメージしたりこだわりを決めたりしておきましょう。たとえば、各々が使用する部屋は自分好みにしたり、リビングやキッチンといった共有スペースは誰もが使いやすい空間にしたりと決めておくことが大切です。

ただし、予算も一緒に決めて、妥協できる・できないポイントも家族で話し合っておくと、業者との打ち合わせで慌てることがなくなります。

また、業者によって得意なデザインが異なります。そのため、細かい部分まで決める必要はありませんが、最低限デザインの方向性を決めることは重要です。

そして、現在の住宅で改善したい部分も洗い出しておくと、リフォームで改善したい場所として業者に伝えやすくなります。

内装リフォームの工事期間

内装リフォームの工事期間は、戸建てかマンションで異なります。もちろん、リフォームしたい場所によってもさまざまです。ここで紹介する期間はあくまで目安であるため、詳しくは契約をした業者に確認をしてください。


マンション戸建て
事前準備・マンションの管理組合に、リフォームすることを申請 ・期間はさまざま・近隣住民への挨拶回りをする ・契約して着工までは3~5週間が目安
全面改修・工事期間:2ヶ月~3ヶ月の期間※30坪の場合・工事期間:2ヶ月~3ヶ月の期間※30坪の場合 ・植栽やエクステリア工事:2~4週間
キッチン・キッチンの交換のみ:1週間 ・向きや間取り変更を含む工事:2~3週間程度
風呂場・ユニットバスからユニットバスの入替:1週間 ・在来浴室をユニットバスへの交換:2週間
洗面所・洗面化粧台の交換:半日~1日 ・床の張替えや壁、天井のクロス交換:4~5日
トイレ・便器交換:1日 ・和式から洋式への交換:3日 ・クロス工事:2日
リビング・床、壁、天井の工事:2~3週間 ・床暖房工事:2~4日間
・30坪の場合:1日 ・枠幅に手を加えないといけない場合:2日間 ・すべての窓をペアサッシに入れ替え:3~4週間

建築士がいる業者を選ぼう

内装リフォームができる業者はさまざまな種類があります。たとえば、リフォーム会社だけではなく、地元工務店・大手ハウスメーカー・家電量販店です。そのため、業者選びに迷うこともあります。どの業者であっても、建築士がいることがポイントです。建築士はさまざまなノウハウがあります。こだわって内装リフォームをしたい方は、建築士がいるかを確認しましょう。さらに、インテリアコーディネーターがいると、センス良くさまざまな提案もしてくれます。

また、建築士によって得意なデザインが異なります。そのため、理想とするデザインが得意な建築士がいる業者を見つけることも大切です。

内装リフォームに関する9つのヒント

ここからは内装リフォームに関する9つのヒントをご紹介します。理想の内装にするために、ヒントを参考にしてください。

ヒント1:コンセプトを固める

新築でも内装リフォームでもコンセプトを固めることは大切です。コンセプトが固まっていなければ、理想の家は出来上がりません。細かく決めることは難しくても、大まかな方向性を決めておくことがポイントです。

部屋のイメージは、ナチュラル・モダン・ポップなどさまざまな種類があります。

イメージ特徴
ナチュラル安らぎと優しさを感じる明るい部屋 ナチュラルな雰囲気の内装
モダンスタイリッシュな雰囲気 落ち着きのある空間になる
ポップカラフルなインテリア カジュアルでポップな部屋になる
カフェスタイルカフェのような空間 キッチンカウンターを作るとよりカフェ風になる

ヒント2:統一感を出す

部屋に統一感がなければ、コンセプトが揺らぎます。ポイントは色・質感・形のバランスを意識して、コンセプトに合わせましょう。ただし、差し色を使っても統一できます。また、インテリアのデザインも統一をするとさらに、上級者のおしゃれを演出できます。

ヒント3:インテリア選びから始める

内装を考える際、どこから考えますか?統一感を出すなら、インテリア選びから始めることがポイントです。大きな部分(壁や床など)の内装から考えるよりも、インテリアから考えるとまとまりやすくなります。実は、内装から考えてしまうと、インテリアが選びづらくなります。そのため、選ぶときはインテリアから選びましょう。

ヒント4:壁紙やクロスを交換してみる

自分でできるリフォームといえば、壁紙やクロスを交換することです。壁紙やクロスはホームセンターやインターネットで購入できます。さらに、業者に依頼する必要もないため、安くリフォームしたい方におすすめの方法です。

ヒント5:床材はこだわる

壁紙やクロスも大切ですが、床材も部屋の雰囲気を決めます。床材はカラーだけではなく、材質も部屋の雰囲気を左右します。たとえば、木材を使うと部屋全体の雰囲気は柔らかくなり、石材を使うと高級感や重厚感を演出可能です。また、フロアタイルなら海外風のインテリアになります。

ヒント6:照明で替えてみる

内装リフォームのときは、インテリアにもこだわりましょう。照明は光るため、意外と目立ちます。シンプルなデザインはどの部屋にも合わせやすいですが、ワンランク上のインテリアにする場合は凝ったデザインもおすすめです。また、シーリングライトやペンダントライトなどさまざまなタイプがあるため、さまざまなタイプで検討すると楽しくなります。

ヒント7:実用性もこだわる

デザインにこだわりすぎてしまうと、どうしても実用性に欠けてしまいます。せっかくリフォームをしても実用性に欠けてしまうと後悔することもあります。そのため、おしゃれにしつつ、生活のしやすさもこだわりましょう。たとえば、壁一面を収納にしたり、階段下も活用したりすることも方法のひとつです。

ヒント8:思い切ってリノベ

限られた範囲のリフォームではなく、間取りを変更するぐらいの大規模なリノベをすることも方法のひとつです。特に、中古住宅を購入した場合、家族の使いやすい間取りにしてリフォームをすると理想の部屋を作ることができます。ただし、内装リフォームと比べると、膨大な費用がかかります。リノベの規模によっては、戸建てを購入できるぐらいかかることも珍しくありません。そのため、予算と理想のバランスを見てリノベの規模を決めましょう。

ヒント9:コツコツDIY

部屋だけではなく、住宅そのものをコツコツDIYで自分好みにする方もいます。材料は自分でホームセンターやインターネットなどで調達できるため、予算に合わせてリフォームできます。ただし、リフォームする場所によっては業者への依頼が必要です。たとえば、電気配線は業者へ依頼をしなければ工事ができません。そのため、必要なときは業者に依頼をしましょう。

内装リフォームをして理想の家にしよう

内装リフォームはさまざまな方法で行えます。専門の業者に依頼したり、コツコツとDIYで行ったりできます。どちらの方法でも部屋のコンセプトを決めたり、床材にこだわってみたりとポイントがあることをご紹介しました。内装リフォームはある程度費用がかかるため、理想の家になるようにこだわって作りましょう。

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